排卵誘発剤(クロミッド、セロフェン)



排卵誘発剤は何かとメディアを賑わせる材料になるものです。
副作用について取り上げられることが多いようですね。

正しい情報発信であればいいのですが、
いたずらに恐怖心を煽るだけの内容では、
何の為の報道か分かりませんね。

さて、今回は不妊治療についての理解を深める為にも
不妊治療薬である排卵誘発剤について見ていきましょう。



クロミッドとセロフェン

排卵誘発剤には様々な種類がありますが、
その中に「クロミッド」「セロフェン」があります。

これらは経口排卵誘発剤、つまり口から飲む排卵誘発剤です。

クロミフェンで使用される薬

無排卵治療薬に最初の段階で使用されるのがクロミフェンです。
ここでよく用いられるのが、クロミッドです。

クロミッドとは?
排卵障害の方の不妊治療に使われる排卵誘発剤。
無排卵症以外の不妊症の方は使ってはいけない薬です。


<副作用>
・下腹部痛
・疲労感
・尿量増加
・顔面紅潮
・食欲不振
・嘔吐
・悪心
・情動不安
・頭痛
・精神不調
・虚血性視神経症
・霧視など

クロミッドの他に
セロフェン・フェミロン・オリフェンなどの薬がありますがこれらは成分はほぼ同じの薬です。

後発薬(ジェネリック医薬品)であるかどうかの違いだけですので、
どれを使っても効果は同じ程度と言えるでしょう。

クロミッドを使ったクロミフェンの治療を行っても排卵がない場合には
hCG-hMG療法を行うことになります。



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